コーチの謝罪

Arches National Park

フィールドに、コーチの怒鳴り声が響きます。そうじゃない、と言う指摘に、子供達が大混乱。あっという間に、前半だけで5失点。後半は相手が戦力を落としたものの、こちらの見せ場はほぼなく、1−6で敗戦しました。

ボロボロのリージョンリーグ戦

アリゾナ州フェニックスで行われたリージョンリーグ戦。3日間のスケジュールのうち、金、土の2試合はコロラド州のチームに勝利。そして、息子のチームにとって鬼門である日曜の試合に。息子のチームメイトには、日曜にスポーツをしない家庭があり、いつもプレーヤー集めに苦労します。前回のリージョンリーグ戦は、地元の州で行われたので、日曜の試合だけ地元からスケット選手を呼びました。ところが、今回はアリゾナ州に遠征なので、スケットを呼ぶのが難しく、チーム内の選手で人数を揃えなければなりません。結果、サブなし11人で試合に臨みました。

この試合の前日、ランチでの雑談で、コーチは、明日はディフェンシブに行く、と話していました。日曜の対戦相手は、同じユタ州内のチームで、強豪です。このチームは、リーグ戦に優勝し上位大会へ出場を狙っていて、一学年上の強豪チームとたくさん練習試合し、チームを仕上げてきました。こちらのチームは、相手の突破力を警戒してのディフェンシブ作戦でした。ところが、試合が始まると、試したことのない3バックのフォーメーションに、選手が大パニック。守備が全く機能せず、ボールを簡単に回され、ポンポンと点が入ったのでした。


大敗後にコーチが言ったこと

試合後、コーチは、選手に謝ったようです。新しいフォーメーションで、混乱させた、との事でした。この敗戦には、サブなしとか、オフェンスの選手不足もありましたが、コーチの采配でチームが立て直せなかったのも大きく影響しました。そして、この采配のミスは、最近の数試合で顕在化していました。

少年サッカーで、良く聞く言葉に、

「選手は間違える、コーチは間違える、レフェリーは間違える、保護者も間違える」

と言うのがあります。

誰でも間違いは起こすので、大事なのは、その間違えから何を学び、どう次に生かすか、と言うこと。今回、コーチが間違いを認め選手に謝った事は、次の成長に繋がる気がしました。

折角の機会に、勝負にならない試合をしたのは、残念でしたが、これが今の息子の実力、チームの現状です。こんな悪い状況でもメリットはあって、かなり厳しいプレスの中でボールを渡される場面が多いので、個々でピンチからどう抜け出すかといった技術やアイディアは常に問われます。チームが強いと、ちょっとしたミスがごまかせたり、ともすると個々が成長していると思いがちですが、必ずしもそうとは限らない、と言うのもこの試合で感じました。

この試合で、息子や多くの選手は、35分ハーフ、初のフル出場でした。試合後は、70分プレーできるんだ、と言うのも発見でした。

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utlogan



アメリカ在住サカママ 兼 大学研究者。


3歳の息子を連れて母子研究留学を経て、2012年より家族でアメリカに移住。

現在ユタ州在住。


本格的な育成年代に突入したU14の息子のアメリカの育成環境やユースサッカー向け食・怪我・テクノロジー、アメリカン面白エピソード、をご紹介します。


ご連絡はこちらまで:utlogan101@gmail.com