アメリカでかかるサッカー費用

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場所でこんなに違うサッカー費用

これまでアメリカ国内で2つの地域でサッカーをやってきました。サッカーにかかる費用は、場所や環境によって大きく異なりますが、アメリカのユースサッカーの経済事情をご紹介します。

ハワイ

ハワイでは、クラブチームに所属しました。こちらはサッカー費用が高額でした。
・クラブフィー 1,700ドル(コーチフィー、ユニフォーム、トーナメント代込み)
・カリフォルニア遠征4泊5日 3,000ドル
(航空券やホテル代など、子供のみの金額。実際は家族3人参加で5,000ドルかかりました)
・希望者による夏のトーナメント代 50ドル
・プライベートレッスン 月160ドル
・フットサルスクール 月50ドル
・休み期間中のサッカーキャンプ 1,000ドル
(4ー6週間分。仕事があるので子供のシッター代みたいなもの)

年間総額は、8,000ドル(80万円)ほど。(ここ10年の平均為替を1ドル100円として、円換算してます)。

学年が上がって、エリートコースに入ると、年間約20,000ドル(200万円)という算出も見ます。確かに、学年が上がるともっと良いコーチに就くため、コーチフィーが値上がりしますし、U14はヨーロッパ遠征になり+2,000ドル、また、チーム外の活動の機会もあり、Olympic Development Program (ODP、日本でいうトレセン)は活動費年間500ドル?と遠征費2,000ドルでしょうか。これらを考慮すると、学年が上がると年間$20,000かかってしまう、というのは、あながち有り得る数字です。

ただ、これは、さすがにお金をかけすぎているなぁ、と、ユタに引っ越してから実感してます。

ユタ

ユタ州では、田舎の地域に住んでいて、ボランティアのパパコーチで成り立つチームばかりの環境です。こう言うチームは、コーチ代がかからず、コストをかなり抑えることができます。

・クラブフィー 500ドル(ユニフォーム代、施設利用代、トーナメント代も込み)
・トーナメント遠征 3,000ドル(1回1,000ドル×3回。車で移動でコスト減)
・サッカーキャンプ 400ドル(年に2回ほど。あまり機会がない)

年額、4,000ドル(40万円)でしょうか。

これを育成や遠征が本格化するU10からU18までの9年間で計算すると、ハワイのケースだと80,000ドル(800万円)、ユタでも36,000ドル(360万円)、かなりびっくりする数字です。

高額な費用を負担しても熱心にスポーツを続ける理由

ここまで熱心にサッカーをする親御さんの多くは、もちろん、サッカーが好きというのもあるのですが、周りでは良い大学への進学や、大学の奨学金を取りたいという希望もあるように感じます。大学4年間の奨学金で、これまでもサッカーの費用を賄おうとしたら、ハワイのケースだと、1年に20,000ドル、ユタだと9,000ドルの奨学金。かなり獲得するのが大変そうな数字です。しかも、大学の男子サッカーは、商業的に成功している大学アメフトと違って奨学金がそれほど充実しておらず、文房具代程度しかもらえないケースが多いとか、大学授業料免除はチームで1,2人程度という噂も聞きます。なかなか狭き門です。(奨学金や授業料免除に関しては全く無知で書いていますので、ご存知の方はぜひ情報くださいー。)

奨学金等で、サッカーのコストのキャッシュバックを望めそうにない場合、この金額をどう捉えたらいいのでしょうか?
 
わかりやすく考えるために、上の総額を9年間の平均マンスリーフィーで考えてみます。ハワイ月740ドル(80,000ドル÷108ヶ月)、ユタ月333ドル(36,000÷108ヶ月)。そして、子供がサッカーを真剣に取り組むことで得られるメリットを挙げました。

・生活を充実させる
・健康や適正な体重を維持
・生涯医療費が低い(*)
・忙しくさせることで、エネルギー発散と不良化防止
・大学進学率が15%上がる(*)
・年収が7-8%上がる(*)
・仕事の生産効率が上がる(*)
・親の趣味化やお友達作り 

(*)はFacts: Sports activity and Childrenの記事を元にしてます。


各項目とも子供の人生に大事な事項の気がするので、それぞれに月50ドルずつ払うに値するかなぁという気がしてます。さらに、サッカーで忙しいがために、ほかのレジャーや旅行、ショッピングの機会が減り、その分の出費が月200, 300ドル減っていると考えれば、月700ドルのサッカーフィーというのは、そんなもんなのか、という風に考えられなくもない。いや、絶対、お金をかけすぎているので、もう少し優先順位をつけて、健全で快適と感じる支出額まで節約する必要はありそうです。

最後に、プロフェッショナルプレーヤーになれば帳消しじゃん、というご意見もあると思いますが、これは奨学金獲得以上に確率が低いと思いましたので、今回の見積もりでは除外しました。

日本だと高額になりつつあるサッカー代はどう捉えているのでしょうか?

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少年サッカーの悩みや経験を、海外の多角的なママ視点から綴るブログ。ブログを通して読者には、サッカーを通した楽しい親子関係が構築できるよう、運営しています。


ブログ著者:アメリカ在住、大学研究者。
3歳の息子を連れて母子研究留学を経て、2012年より家族でアメリカに移住。


ご連絡はこちらまで:utlogan101@gmail.com