診断!子供のベストなポジション その2

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これまでの話【
チームでの、ポジションの希望調査が届きました。ポジションに求められる技術や能力も示され、この情報がポジションを考えるのにすごく役立ったのでした。

ポジションごとに異なる能力

サッカーに求められる技術や能力は多種多様で、ポジションによって大きく異なります。

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1ゴールキーパー
熟練した技術
しっかりしたパス技術
ボールを分配(distribution)できる優れた判断力
有能な運動能力

2&3 アウトサイドバック(右と左)
長距離パスができる能力
1対1に強い
サイドを援護できるスピード
しっかりしたパス技術

4&5 センターバック(右と左)
チームをオーガナイズしリーダーシップがある安定したプレーヤー
背が高く強い
前後左右をカバーできる能力
ディフェンスの技術が高い
タックルが上手
空中戦が強い

6 デフェンシブミッドフィルダー
運動量が多い
ボールをキープできる能力(視野と技術的なパスを含む)
戦略的なずる賢さ
空中戦が強い
タックルが上手

8 センターミッドフィルダー
尽きない運動量ースピードと忍耐
強いリーダーシップとチームをまとめる力
クリエイティブな司令塔
空中戦に強い
ロングシュートが打てる能力
守備のプレッシャーが供給できる能力

10 アタッキングミッドフィルダー
決定力がある
チームにスコアするためにFinal thirdエリアで上手なパスができる
Final thirdで1対1に強い
相手の攻撃を予測し相手ディフェンダーにプレッシャーをかけられる

7&11 ウィンガー(右と左)
丈夫
運動量が多い
長距離走ってすぐ回復できる能力
攻撃での1対1が強い
サイド攻撃ができる
長距離シュートが打てる

9 フォワード
ゴールを背にしてプレーができる
クリエティビティと技術の高いゴールができる
強くて丈夫

息子が選んだポジション10,7&11,9はどれもオフェンスポジションですが、それぞれ求められる役割は、予測力、運動量、創造力と違います。ここまで細かく提示されると、各ポジションの役割が明確になり、子供にはイメージがしやすくなります。

日本には、上手な選手は真ん中、下手な選手はサイド、という考えがあるように、真ん中の選手を重視した戦略をとるチームが多いかもしれません。一方で、アメリカの少年サッカーは、真ん中の選手にそこまで固執せず、中盤を省略した戦略も人気です。

実際、うちのチームで、センターミッドフィルダー8の希望を出したのは2人だけ。尽きない運動量忍耐力、はかなり忠誠的なキーワードで、敬遠されたようでした。

興味深いのは、リーダーシップを、センターミッドフィルダーとセンターバックに求めている点です。実は、キャプテンシーを求めるポジションは、国のリーグごとに異なり、国のサッカーの特徴が出ています。例えば、日本のJ1では、キャプテンのポジションはやはりミッドフィルダーが多いのですが、ほぼセンターバックがキャプテンを務めるあの国も。次回は、各国のキャプテンシーを求めるポジションの違いをご紹介します。

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本シリーズの記事


診断!子供のベストなポジション1 ポジションの希望調査の狙い
診断!子供のベストなポジション2 ポジションごとに異なる能力 (このページ)
診断!子供のベストなポジション3 キャプテンが担うポジションはここ

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utlogan



アメリカ在住サカママ 兼 大学研究者。


3歳の息子を連れて母子研究留学を経て、2012年より家族でアメリカに移住。

現在ユタ州在住。


本格的な育成年代に突入したU14の息子のアメリカの育成環境やユースサッカー向け食・怪我・テクノロジー、アメリカン面白エピソード、をご紹介します。


ご連絡はこちらまで:utlogan101@gmail.com