絶対にプロレベルに達しない5つの要素

FAIL road

前回の記事で、SimplySoccerが提供する「将来プロになるための5サイン」を紹介したのですが、レスポンスを頂きどうもありがとうございました。今回は、プロになるサインとは真逆のセオリー「絶対にプロになれない5つのサイン」を紹介します。

こちらも、同じくSimplySoccerが提供する内容ですが、実はこのビデオの方が、プロになれるサインより、13万以上視聴数が多い。もしかしたら、絶対に避けなければならない5つの要素の方が、情報として重要かもしれません。



まず、1つ目。

1. 傲慢
Arrogance

絶対にプレーが今後上手くならない人、絶対に上達しない人を見分けるポイントは、傲慢さがあるかどうかです。

傲慢さとは、自分はすごいからこういうプレーができて当然、と努力せずに思ってしまうことです。例えば、練習してないのに自分が上手いと思っていて、なんで試合に出れないんだと考えてしまう。この傲慢さは、自信を持つ事とは違います。自信というのは、それまで積み重ねた練習や上達した技術を通して、初めて得るもの。一方、傲慢さは、なんの根拠もなしに得てしまうものです。選手は絶対に傲慢になってはいけません。これは選手が持つポテンシャルを殺してしまうNo.1キラーです。

もし、今の自分に傲慢さがあると感じるなら、大丈夫、傲慢さをなくす方法はあります。それは、主体的に学ぶようになること。メッシやロナウドはコーチの意見を聞いてないと思いますか? 違います、彼らは、コーチや専門家からの意見を聞き、日々自分の試合を見直して、もっともっと自分のプレーが上達するように取り組んでいます。

もしプロのレベルに達したいのなら、自分自身の試合をもっともっと勉強して、どうやったらプレーが上達するかを色んな側面から考える必要があります。


2. 平均的になること

Being average

例えば、ピッチに立って、チームのために必要だと思う動きをして、スタメンになるために必要だと思う動きをする。でも、それ以上のエクストラなことはやらないし、目立つこともしない。これが平均的になること。

プロ選手は、トップレベルの試合で、進歩するためにできることは全てやっています。

チームに入れているし、試合にも出ているので、このプレーでオッケー、このレベルでオッケーと思ったら、その時点で終わり。いつも進歩することを目指し、試合でもっと出来ることや挑戦できることを自分自身で見つけていく。必要最低限のパフォーマンスをしていては、決して望むようなハイレベルまでは到達できない。


3. 基礎技術力に乏しい

Poor fundamentals

卓越するには、基礎技術力をあるレベルまで上げる。例え下位のレベルでも、プロ選手は全員、とてつもない基礎技術力を持っている。優れたコーチや優れた選手がよく言うのは、基礎技術力の習得こそが、より早く、より簡単に、より良くサッカーのレベルをあげられる、ということ。基礎練やスキルの練習を自分のトレーニングに取り入れなければならない。


4. 努力を怠ること
Lack of discipline

いつも色んなことに気が散って、やるべきことにフォーカスできないのはダメ。例えば、友達と毎日会ったり、サッカートレーニングをするけど、するべき事全ては出来ないとか、ビデオゲームをしちゃうとか。色んなことに気が散っていては、できるところまで上達しない。

いろんなことをやり過ぎるのを避け、良いサッカー選手になることにフォーカスする。これは、ずっと練習してろ、とか、訓練のように練習しろ、という意味ではない。本当にレベルをあげたい選手は、燃え尽きることなく、出来る最大限のトレーニングを積める。継続的に練習に取り組み、スケジュール通りに練習ができる。例え楽しくない練習にも、自分を律して取り組める。雑に練習したり、数日サボったり、やるべき練習をしっかりやらない、感情で動くようでは、望むレベルまでは上達しない。

プロ選手は、生活の全てを捧げてサッカーに取り組んでいる。こういったプロのアスリート生活を、プロになる前からスタートする。もし今はアマチュアやカレッジプレーヤーで、プロになりたいなら、プロがやっていることと同じことをできるようにすべきである。必要だと思われるトレーニングや、心身を鍛えること、良い選手とプレーをすることを始めることが出来れば、プロの世界に入るチャンスが増す。

コーチとの対談:
プロに入ると、サッカーへの真剣度や基礎体力のレベルはかなり上がる。生活の全て、一日中、良い選手になるために、捧げるようになる。毎日、サッカーが上達するための生活になる。たくさんの選手が、そう言った生活ができないのは、それまで完全には、生活の全てを捧げてレベルをあげる取り組みをしてこなかったから。ありきたりだが、上達するには、毎日、たくさんの時間を費やさなければならない。

最後の5つ目は、多くの人が見落としがちな点。

5. サッカーIQが低い
A Low soccer IQ

サッカーIQは、プレーする時間や考える時間を短縮し、decision-makingの時に使われる。チーム1スキルがあっても、間違った判断を多くしていたら、スタメンには入れない。サッカーIQは、正しい判断をするために、とても重要なスキルである。これがあれば、ボールの軌道や、プレーのパターンを見つけたり、シュートすべき場面、パスすべき場面が見えてくるなど、他の選手が持たない視野が生まれ、重要な決定ができる。サッカーIQがなければ、ミスが許されないハイレベルの試合では成功できない。



私の感想。
プロレベルになれる5つのサインと比べて、今回は訳すのが難しかったです。特に引っかかったのはdecipline。直訳すると規律とか訓練という言葉ですが、色んな意味を持ち、アメリカの育成では、良く聞く用語です。日本人は、この規律性があって、練習もコツコツできるので、基礎技術力が高い。これらの良い点は大いに伸ばし、さらに、リスクを冒すプレーができるよう失敗に寛容な育成環境作りや、サッカーIQを伸ばすトレーニングの構築やコーチ育成が広がれば、子供達のポテンシャルはどんどん大きくなるんじゃないか、と思いました。

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ブログ著者:アメリカ在住、大学研究者。
3歳の息子を連れて母子研究留学を経て、2012年より家族でアメリカに移住。


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